FACT FULNESS 思いこみを乗り越えデータを正しく読む
本の詳細
FACTFULNESS
著者
本の内容
「世界の見方」と象徴されるこの本をざっくりと解説します。
人間の思いこみ本能とチンパンジークイズ
本書の目次には第一章から第十章まで人間が陥りそうな思い込みが「本能」という言葉を用意て10個列挙されています。
それぞれの詳細についてぜひ本をお手にとって拝見して欲しい。
結論をいうと思い込みの一つ一つがどこか自分にも思い当たる気がするのだ。そしてその気がするが事実であるころが冒頭の13問のクイズで思い知らされます。
チンパンジークイズという読者から呼ばれるクイズは極めてシンプルな3択クイズです。ぜひ下記URLから
チンパンジークイズと言われる理由はある程度の知識がある人でもチンパンジーが適当に選んだ正答率に勝てないという問題です。
どこかで聞いたことある知識を元に全力で回答しにいくが適当に選んでいるチンパンジーに負ける。それはやはり物事を正しい見方で学ぶ必要があるということです!
ドラマチックな世界の見方
筆者によると私たちは実際の状況を悲観的にみてしまうそうです。
なぜかはネガティブ本能というのが人間には備わっておりそれはポシティブ本能よりも人間が感じやすい、気付きやすい本能なのです。ですから本当はポシティブの方が多く感じていたとしてもネガティブが少しでもあれば意識が気持ちがネガティブにむいてしますんです!
なので筆者は本能が感じるままにというのは誤解で人間はネガティブの面を主にみているという点を頭に入れて物事を捉えるべきと説いています。
まとめ
この本では自分の考え方、見解がどれだけ不確かなものかをとても感じれる作品になっています。違う考え方、新しい考え方が欲しいという方にはぜひ一度お手にとってもらいたい作品です。