しょーきち の図書館

こんにちは!しょーきち と言います!このブログでは主に本の内容の紹介、アウトプットをしています!よろしくお願いします!

逆ソクラテス

こんにちは!しょーきち です。

 

今回は伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」を紹介したいと思います。

 

伊坂幸太郎さんの最新作(20年10月現在)皆さんは読みましたでしょうか?

 

さすが幸太郎先生としか言えない圧巻の作品でした笑。

 

タイトルに哲学の父ソクラテスを題名に使っているのがとてもグッとくるものがありました笑。特にそれをにプラスが「逆」とつけており今までの哲学を否定するかのような題名。もうユーモアもあって大好きです笑。

 

それでは紹介いきます。是非最後までお読みください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

逆ソクラテス [ 伊坂 幸太郎 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/10/4時点)

楽天で購入

 

 

逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!無上の短編5編(書き下ろし3編)を収録。

(引用:BOOKメーター) 

 

簡単なあらすじ

敵は、先入観。

 

小学生を主人公とし不公平、偏見、いじめといった日々起える問題、難問に立ち向かう。成果のわからないものだからこそ私たちに訴えられているものが大きい。

 

主人公、登場人物がそれぞれ違う五つの短編「逆ソクラテス」「スロウではない」「日オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」からなる伊坂幸太郎さんの最新作。

 

読み進める上でのポイント

それぞれ登場人物、状況が違う五つの短編集でできているこの作品。

 

「逆ソクラテス

主人公のテストのカンニングから先生の先入観をひっくり返すとゆう内容。主人公安斎のように「僕はそうは思わない」と自分の意見を言える実行に写せることがどれだけ大切かを語っている。衝撃の結末にも驚いて欲しい。

 

「スロウではない」

主人公は運動音痴であるのに運動会のリレーの走者に運悪くなってしまう。主人公は遅いグループのBにはいるが速いグループのAに何かと手厳しいことを言われる。学校や職場などでもそうだが出来の良し悪しによって序列とゆうのは必然的に出来てしまう。そんな世の中に伊坂先生流に物申した。自分的にもハッとさせれたことが多くあった。

 

「非オプティマス」

生徒に無関心な先生。その先生に愛想を尽かしある生徒たちは先生に授業参観で恥をかかせようと考える。それを止めようとする主人公を描いている。先生の私的な事情が生徒たちと関係しておりとても話が深いものになっていた。最後の先生の生徒への言葉は痺れるものがあった。

 

「アンスポーツマンライク」

小学校ではバスケ部に入っていた主人公。コーチは最後にの1分はチャレンジしろと言う。主人公のチームは接戦であったが最後の1分で主人公が「アンスポーツマンライクファール」をとられ負けてしまう。そのやるせない気持ちは大きくなってから、、。チャレンジへのやるせない気持ちが大きくなってから発揮されるところに先生と主人公の絆を感じる。

 

「逆ワシントン」

ドローンを飛ばしていて通行人に怒られてしまう主人公。その時ワシントンの桜の話を思い出して、、。悪いことをしたら謝ること、率直に自分の非を受け入れることの大切さが描かれている。今時こんな通行人もいるのかなと思うがとても私たちにも起うるトラブルであると感じた。

 

主の読んでの感想

とにかく先入観を壊すとゆうのが一番だと思います。自分に貼られているレッテルに正面から立ち向かう。子供がやっていることを大人がやらないわけにはいかない。子供が主人公でありながら大人の私たちにもグッとくるものが多くありました。また五つの短編集からできているので読みやすかったです。是非一度お手に。

 

購入はこちらから↓↓↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

逆ソクラテス [ 伊坂 幸太郎 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/10/4時点)

楽天で購入

 

 

「風立ちぬ」あらすじ・結末を解説!

ジブリ宮崎駿が手掛けたというのでいっときを風靡した「風立ちぬ」ですがこの物語は小説が原作となっています!

 

堀辰雄さんの作品になっています。

 

風立ちぬ」では原作者の堀辰雄の実体験をもとに作られたと言われており人の死を扱っている作品ではありますがどこか希望や明るさを感じる仕上がりになっています。

 

この記事では「風立ちぬ」の物語をまだ読んだことがない人向けに内容のあらすじや見所について解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

風立ちぬ/美しい村改版 (新潮文庫) [ 堀辰雄 ]
価格:473円(税込、送料無料) (2020/10/1時点)

楽天で購入

 

美しい自然に囲まれた高原のサナトリウム結核に冒されている節子に付き添い死の影におびえながら、二人で残された時間を共に生きる物語。生の意味と幸福感が描かれ、風のように去ってゆく時の流れ。生きることよりは死ぬことの意味を問うと同時に、死を越えて生きることの意味をも問うた堀辰雄の代表作。

楽天レビュー参照 

 

 

 「風立ちぬ」のあらすじを簡単にわかりやすく

ある日、軽井沢で一人の女性に主人公は出会う。この女性は後に主人公の婚約者になる女性で名前は節子という。彼女は結婚してから間もなくこの当時では難病である結核に犯されてしまう。

 

物語では結核の患者が治療のために集められている八ヶ岳サナトリウムでの主人公と節子の生活を一年を通して四季穏やかに綴られています。

 

死を待つばかりの主人公と節子は何を思い、何を感じるのか。隣に死がある中でのリアルな生活がこの作品には描かれています。

 

風立ちぬ」の登場人物

  • 私:作品の主人公。名前は本作では明かされていませんがおそらく作者そ れに近しい人がモデルになっていると予想します。
  • 節子:主人公の婚約者。婚約後に結核に体を犯されてしまう。

 

内容のネタバレ・結末

ここからは内容のネタバレ、結末に入ります。

まだ作品を見てない方などは注意してください。

 

節子との出会い

主人公が節子と会った時に主人公は「風立ちぬ、いざいきやめも」という言葉を口にします。

軽井沢の自然にただず無美しい節子の姿を見て主人公は感極まって自然といる力が湧いてきたのでしょう。

最後の「いきやめも」は今の意味では「生きなければならない」の意味です。

人生の困難や苦境は、美しいひとと一緒だとんもり超えられるという希望を見出したセリフです。

 

サナトリウムでの生活

その2年後、節子と主人公は婚約します。

そして間もなく節子には結核が見つかります。すぐに場所をうつされ隔離施設サナトリウムでの生活を余儀なくされるのでした。

当時の結核は不治の病です。

隔離施設というと恐ろしいイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかしこの作品ではサナトリウムでの生活を美しい自然の情景を交え二人の満たされた時間の流れを感じさせてくれます。

普通、物語の主語は「私」でありますがこの作品では二人を指す「私たち」という表現が多く使われています。

作者の心遣いや節子の愛が読者の私たちにもしみじみと伝わってきます。

 

節子の最後

節子の病状は日に日に悪くなっていきます。

見舞いに来た節子の父は主人公に別の病院での本格的な治療を進めます。

そのことを話すと節子はここで美しい冬を過ごしたいと希望するのでした。

節子にとって、病気を直すことよりも愛するひとと穏やかな時間を、矢野しい時間を過ごすことの方が大事だったのです。

そして物語は一年後へ。

直接的に節子の死を描くことはないものの節子はなくなっていました。

 

感想

作中では節子の死を間際にした主人公の気持ちがまじまじと描かれています。

ですが、死を目前としている話にしてはとても穏やかな話の構成になっています。

また作者が描く四季の情景はとても綺麗でイメージがしやすくあたかも自分がそこにいるかのように感じられます。

悲しい物語ではありますが、死は必ずしも絶望の隣にあるわけでないという作者なりのメッセージが伝わってきます。

 

購入はこちらから↓↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

風立ちぬ/美しい村改版 (新潮文庫) [ 堀辰雄 ]
価格:473円(税込、送料無料) (2020/10/1時点)

楽天で購入

 

 

 

 

 

 

 

 

旅のラゴス 人生を冒険に捧げた男の物語

旅のラゴス 人生を冒険に捧げた男の物語

 旅のラゴスとは?

20年以上前に販売された本ですが、口コミで話題沸騰しており、多くの書店で今でも多く並べられています。

題名の通り主人公のラゴスが旅をする物語であり、SF要素が幾つもあり、仕事で疲れた時の気分転換にとてもおすすめできる本です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

旅のラゴス改版 (新潮文庫) [ 筒井康隆 ]
価格:572円(税込、送料無料) (2020/9/30時点)

楽天で購入

 

 

作家紹介

筒井康隆

生誕:1934924

出身:大阪府大阪市

小説家、演劇家、俳優として幅広く活躍されています。「SF御三家」の一人と称されておりSFの小説に関してはとても人気のある作家さまです。

 

あらすじ

『旅をすることが俺の人生に与えられた役目なんだ。それを放棄することはできない。そして君を連れて行くこともできない。』

 

『ご先祖さまが残していったという本を読ませてもらいに来たのさ。』

 それを求め南方の地へ旅に出るラゴス。旅路では集団転移をする集団や、壁抜けの達人、運命の人「デーデ」など様々な人と出会う。また銀鉱山で奴隷になってしまうと言った様々な経験をする。そのごたどり着いた地には先祖の叡智が存在しておりその地で地位名声財産全てを手に入れ目的をはたせたラゴスだったが再び旅に出る。故郷へのおもい、愛するデーデへの気持ちを胸に。デーデと会った村に再び戻ったラゴスだったが彼女の姿はなかった。落ち込む暇もなくラゴスはまた旅を続け故郷にたどり着く。故郷で募る話をした後、氷の女王という伝説の人物がデーデであるという噂をかぎつけ再び最北の地へ旅をしに行くのであった。死を恐れることなく。

このキテロ市に私は帰郷したのではない。実は旅の途中に寄ただけに過ぎないのだ。

 感想

SFの爽快感

物語を彩るのがいくつかの非現実的な特殊能力である。集団で思い描いたところにワープする能力や壁をすり抜ける能力など。それらはもしかしたらできるかもと思えるような能力もありユーモアを作品にもたらしていると感じました。

 

ラゴスの旅の目的

この物語の中で最も魅力的な点はラゴスの目的の変化です。冒頭から最後まで寄り道をしてゆっくり旅をするという本質は変わっていませんが若い頃〜中年は一応目的を持って旅を続けていました。先祖の叡智を学ことやデーデと再開することなどです。ですが最後には

 

『旅の目的は何であっても良かったのかもしれない。たとえ死出会ってもだ。人生と同じように』

 こんな視点で物事を考えるようになっていました。素敵ですね。

『人間はただ一生のうちに自分に最も適したやりたいと思うことを可能な限り続ければそれで良いはずだ。』

 

まとめ

ラゴスの生き様とてもカッコ良いです。また行く所々で伝説として語り継がれる彼の姿には憧れさえ持ってしまうほどです。是非一度お手に取ってみてください。ではまた。

購入はこちらから↓↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

旅のラゴス改版 (新潮文庫) [ 筒井康隆 ]
価格:572円(税込、送料無料) (2020/9/30時点)

楽天で購入

 

コンビニ人間 あらすじ&結末を1分で

f:id:sho_kitidayo:20200921154359j:image

 

「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。

 皆さんはコンビニよく行かれますか?

 

僕は毎日というわけではないですが頻繁に利用しています。

 

そんなコンビニで生涯をアルバイトとして過ごした女性を描いたのがこの作品です。

 

コンビニで一生を終えるってどう言うこと?と思う方も多いと思います。

 

僕的にはマイノリティーや世間体を意にもしない彼女の姿はカッコよくもあると思います。

 

では、本編です。

 

 

コンビニ人間主要登場人物

古倉恵子(ふるくらけいこ)

コンビニアルバイト歴20年。主人公であり人とは少し考え方が違う。

 

白羽(しらは)

新人のアルバイト店員。仕事に意欲はなくコンビニに対して見下している。

 

麻美(あさみ)

恵子の妹。電気会社に務める夫と長男と共に横浜に在籍中。

 

ミホ(みほ)

稽古の数少ない友人の一人。結婚後地元に中古のマンションを購入。

 

コンビニ人間の簡単なあらすじ

古倉恵子は大学卒業後、就職も結婚もせずコンビニアルバイトを大学から続けてやっていた。自分の生き方に疑問を持ち始めたある日、白羽という奇妙な新人バイトが現れ恵子の日常は一変する。

 

コンビニ人間の起承転結

起:コンビニ人間

コンビニだけが私の居場所

古倉恵子は郊外に立地する住宅地で、生真面目な銀行員の父親とごく普通の母親に妹の4人家族の中で生まれ育ちました。

幼い頃から周りの子供とは少し違った言動を繰り返し、大人たちを困惑させることもしばしばです。

小・中・高校と友達も彼氏も作らずに好きなことが見つからないまま、大学へと進学しました。

1年生の時に学校行事の帰り道に、オフィス街にオープン予定のコンビニエンスストア・スマイルマート日色町駅前店のスタッフ募集を見かけます。興味本位でアルバイトを始めた恵子は、人生の中で初めて自分の居場所を発見しました。大学卒業後も就職することもなく結婚することもなく同じコンビニで仕事を続けて、18年の月日が流れていきます。

 

承:コンビニ人間

異端者はあっさりと排除

ある時に恵子は店長から、白羽という身長180センチを超える35歳の大男を紹介されました。

売り場のメンテナンスを「女の仕事」と言い逃れをして、レジも打てないくせに発注業務をやりたがる新入りに同僚たちは不快感を露にします。

遅刻・欠勤や廃棄商品の無断持ち帰りを繰り返し、挙句の果てには若い女性客へのストーカーまがいの行為です。

店長の逆鱗に触れた白羽はシフトから外され、遂には仕事を馘になってしまいました。

数日後の夜に恵子は、退職したはずの白羽がお店の外をウロウロしている姿を目撃します。

家賃を滞納してルームシェア先を追い出されて、北海道の弟夫婦とも上手くいっていない白羽を恵子はやむを得ず自宅へと連れて帰るのでした。

 

転:コンビニ人間

奇妙な共同生活

男性と同棲生活を始めたことを周りに電話で報告した途端に、妹の麻美や学生時代の友人のミホは大喜びです。

一方の白羽はゆくゆくは企業したいと大言壮語してばかりでしたが、実際には毎日家の中でゴロゴロしているだけでした。

恵子が「餌」と称して与える茹でた野菜と炊いたご飯だけの質素な食事に不平不満たらたらですが、押し入れやバスルームを占領して一向に出ていきません。

恵子がいつものようにアルバイトから帰宅すると、北海道から借金の取り立てにやって来た白羽の義理の妹が上がりこんでいます。

正社員として就職しない限りふたりで餓死するという残酷な未来を突き付けられた恵子は、勤め先のコンビニを辞めて就職活動をスタートするのでした。

 

結:コンビニ人間

そしてコンビニへ帰る

白羽は惠子のために就職先をインターネットの求人サイトで熱心に探していて、コンビニ退職から1か月余りたってようやく面接まで漕ぎ付けることに成功しました。

ふたりで面接会場へ向かう途中で、トイレを借りるために見知らぬコンビニへと立ち寄ります。

お昼時に訪れるお客さんで店内は賑わっていましたが、レジの中には慣れない女の子の店員ふたりだけで大忙しです。

コンビニの「声」に引き寄せられた恵子は売場を整理整頓して、アルバイトたちに的確な指示を出してお店の混乱を見事に収束させます。

あきれ果てた白羽は捨て台詞を残してその場を立ち去り、恵子は面接担当者にお断りの連絡を入れてコンビニ店員として生きていくことを誓うのでした。

 

コンビニ人間:感想

感想です。最後まで主人公には共感を得る部分が少なかったです。ですが自分はそのような思考に洗脳されているだけでありマジョリティーに属しているだけなのでは共思いました。だからこそマイノリティーを忌み嫌っていると。そのような状態であると自分を見直させてくれた作品でもあると自分は思います。

 

購入先↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コンビニ人間 (文春文庫) [ 村田 沙耶香 ]
価格:638円(税込、送料無料) (2020/9/30時点)

楽天で購入

 

七つの習慣 簡単に要約してみました。

皆さんには座右の書ってありますか?

 

座右の書というのは人生に迷った時に立ち戻る原点のような本のことです。多くの人はこの本「七つの習慣」を座右の書位しておると思います。

 

世界的ベストセラーになっているこの本ですが既に読んだ人も多いとおもいます。

 

読んでいなくとも名前だけでも知っているかとおもいます。

 

この記事ではどんな方にも「七つの習慣」を理解してもらい人生に生かして欲しいと僕なりに考え要約、解説していきます。

 

f:id:sho_kitidayo:20200912231856j:image

 

 

1.「七つの習慣」とは?

どんな内容?

「七つの習慣」とは世界的にベストセラーになっている自己啓発、ビシネス書で仕事・家庭・個人としての活動など人生全般に共通する成功の法則について書かれています。

 

個人を「依存」の状態から「自立」へ、「自立」から「相互依存」の状態へと導く七つの習慣的な行動の必要性を説く内容になっています。

 

どこがすごい?

「七つの習慣」はテクニック論ではなく、根本的な生き方を見直すための方法が非常にわかりやすく説明されています。

 

自己啓発」と言われる領域を簡潔に説明しきっている内容で、極論、自己啓発本はこの本一冊で事足りるないようになっています。

 

実際「七つの習慣」を読んだ後で他の自己啓発を何冊か読むとわかりますが必ず本書で取り上げられている内容が出てきます。

 

また読後は日々の生活をする中で「あ、ここは七つの習慣ででてきたことだな」と気づくことが多くなります。

 

その度にその部分を読み直して新たな学びを得ることで「七つの習慣はすごい!」と思い知らされます。

 

そんな著名ではありますが、なかなかのボリーム感があることと一部表現が冗長気味で揉むのを躊躇したり読み進めるのが難しい方も多いとおもいます。そんな人たちに僕なりに解説、要約してみました。

 

まず初めに

7つの習慣は、効果的に生きるための基本的な原則を具体的な習慣にしたものです。

 

この習慣を実現するためには、パラダイムと原則の重要性について理解しておく必要があります。

 

パラダイムとは、一言でいえば「物事の見方」です。

 

同じものを見ていたとしても、人によっては「美しい」と感じ、人によっては「醜い」と感じる、はたまた「怖い」と感じる人もいるでしょう。

 

このように自分の中に存在する物事の見方、つまりパラダイムよって、あなたの世界は作り出されているのです。

 

そして、また、有意義な人生を送るための原則が存在すると言われています。

 

自然界における引力の法則と同じように、人間社会においても、時代と問わない不変的な絶対的な原則です。

 

この原則こそが、これからお伝えする7つの習慣というわけです。

 

なお、ここでいう「習慣」とは、「知識、スキル、意欲」の3つが交わる部分のことだと言われいます。

 

まず知識は、何をするのか、なぜそれをするのかという問いに答える理論的なパラダイムである。スキルはどうやってするのかを示し、意欲は動機であり、それをしたいという気持ちを示す。

 

知識があっても、スキルがなければ上手くいかなかったり、意欲があっても、知識がなければ始められないことがありますよね。

 

これら3つがすべて働くことで、強力な習慣として機能するのです。

 

さらに、7つの習慣というのは、一つ一つの習慣が独立して存在しているわけではありません。

 

依存から自立へ、そして相互依存へと至る「成功の連続体」を導くプロセスとしての行動規範が示されています。

 

それぞれの習慣を実践していくことで、私というパラダイムを効果的に高めていくことができます。

 

では早速、7つの習慣について紹介していきますね。

 

七つの習慣

第1の習慣:「主体的である」

「主体的である」というのは自分の人生の責任を引き受けるといことです。私たちは行動を起こすのを周りの反応や結果をみてから決めていることが多いとおもいます。

 

私たちは、自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際には、その出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついているのだ。

つまり何がお切ろうともそれが自分に与える影響やそれに対する反応は全て自分の中で選択することができるということです。

この点を自覚し状況や条件のせいにするのではなく自分の行動に責任を持ち続けることが大切だとおもいます。 

 

第2の習慣:「終わりを思い描くことから始める」

文字通り、死んだ時の事、つまり自分の葬儀の場面を思い描きその時周りからどのような人物だったと思われたいかどんな功績や貢献を覚えていて欲しいか、その場にいる人たちの人生にどんな影響を及ぼしたかを真剣に考えるというものです。

自分にとって本当に大切なものを知り、それを頭の中に植えつけ、そのイメージどおりになるように日々生活していれば、私たちの人生はまるで違ったものになるはずだ。

 

第3の習慣:「最優先事項を優先する」 

第3の習慣は第1と第2の習慣で身につけたことが元になります。すなわち主体的に動くことができ、終わりから思い描くことで得た明確な方向性と価値観があってこそ、「最優先事項を優先」できることになります。

 

最優先事項とは緊急ではないが重要な活動」で、あなたのミッション、価値観、優先度の高い目標の実現につながるものを挿します。

 

 私たちは、緊急の用事には受動的に反応(react)する。だが、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性が要る。機会をとらえたり、物事を実現させたりするには、能動的に動く(act)ことが必要なのだ。

 

 第1〜第3の習慣までは、個人の自制がテーマとなっており、他者への「依存状態」から自立して「私的成功」をもたらすための習慣です。しかし、当然ながら他者との関わり合いなしに「公的成功」を得ることはできません。他者と協力してこそ、自分一人で出す最高の結果をはるかに上回る結果を出せます。このときに必要なのが「相互依存状態」であり、本書では「依存状態」と明確に区別しています。

 

依存状態にある人は、望む結果を得るために他者に頼らなくてはならない。自立状態にある人は、自分の力で望む結果を得られる。相互依存状態にある人は、自分の努力と他者の努力を合わせて、最大限の成功を手にする。

 

しんに自立し「私的成功」を達成した人間になれば、効果的な相互依存の関係の土台が作れます。この土台を元にチームワーク、協力、コミュニケーションといった「公的成功」をきづいていくことが第4〜第6の習慣です。

 

第4の習慣:「win-winを考える」

win-winは「すべての人間関係において必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方、姿勢である」と定義されています。

 

人生を競争の場ではなく協力の場と捉え、何かを決めるときも、問題を解決するときもお互いの利益になり、お互いに満足できる結果を目指します。

 

Win-Winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。誰かが勝者になったからといって、そのために他者が犠牲になって敗者になる必要などない、全員が勝者になれると考えるのである。

 

第5の習慣:「まず理解に徹し、その後理解される」

 私たちはしばしば問題をきちんと理解せず解決しようとします。誰かに相談されたときも、相手を理解したり、共感しようとすることなく自分の正しいと思う考えを伝えるだけの、ただの「診察せずに処方箋を出す」ような真似をしているだけです。

 

第5の習慣では「まず理解に徹する」ために、共感による傾聴をおすすめしています。これは相手のみになって聴くことで相手を理解しよう、理解したいという気持ちで聴くことです。

 

共感とは、相手の視点に立ってみることである。相手の目で物事を眺め、相手の見ている世界を見ることである。それによって、相手のパラダイム、相手の気持ちを理解することである。

 

第6の習慣:「シナジーを作り出す」

 ここまで学んできた習慣を総動員し、最高のシナジーを作り出すことが第6の習慣です。

 

シナジーとは、簡単にいうと「全体の同型はここの部分の総和よりも大きくなる」ということです。1+1が3にもそれ以上にもなることで奇跡としか言いようがない結果に到着できると著者はいいます。

 

他者とのコミュニケーションが相乗効果的に展開すると、頭と心が開放されて新しい可能性や選択肢を受け入れ、自分のほうからも新しい自由な発想が出てくるようになる。

 

第7の習慣:「刃をみがく」

 第7の習慣は「刃を磨く時間をとること」でこれは第1〜第6までの習慣を取り込む位置にあります。

 

刃とは人間が形成する四つの側面(肉体・精神・知性・社会・情緒)のことで、これらをすべて日頃から鍛え、バランスを考えて磨くことですべての習慣が実現しやすくなると言うことです。

 

自分という道具に投資することが「刃を研ぐ」習慣なのである。自分自身を道具にして成果を出し、効果的な人生を生きるためには、定期的に四つの側面すべての刃を研ぐ時間を作らなければならない。

 

まとめ

 本書でも記されているように、「7つの習慣」とは断片的な行動規範を寄せ集めたものではなく、統合的なアプローチによって「成長の連続体」を導くプロセスです。

 そのため、このように習慣の内容のみを簡易的に理解するだけでは本当の意味で効果的な成長プロセスを獲得することはできません。

 本エントリーからそれぞれの習慣に興味を持った方は、ぜひ本書を読んで「7つの習慣」を統合的な知識として身につけてみてください。もちろん本書には、それぞれの習慣を身につけるための具体的な実践法についても記されています。

俺か俺以外か。ローランドという生き方

書籍の詳細

「俺か俺以外か。ローランドという生き方」 

 

f:id:sho_kitidayo:20200902233828j:image

 

ローランドとは?

テレビなどで見ることが多いと思います。彼は「現代ホストの帝王」と呼ばれ今では自分のホスト店を持つほどのカリスマ系ホストです。

 

また熱狂的なローランドのファンを「ローランダー」と言い、芸能界では足立梨花さんや元乃木坂の生駒里奈さんもローランダーだと公言しているそうですよ!。(主もゴリゴリのローランダーです笑)

 

それでは早速紹介の方していきます!!

 

目次

 

本の概要

冒頭では今までの人生を振り返る内容。なぜローランドというホストが出来上がったのか?について書いてあります。感想としては彼自身特別といことはありませんが人とは違うことをやったり、違う感性を持つことを大切にしているとい感じがしました。

 

そしてメインの名言へ。彼自身の体験を元に「哲学」「美」「愛」「仕事」「人生」を語っています。

 

彼の美学、持っている意識は私たちにはっと思わせることばかりです。

 

今回は3つほど紹介していきます。さあ、あなたもローランダーへ。笑

 

心に響く!成功哲学

①結局やりたいことを、情熱を持ってやている人が強いんだ

皆さんは情熱を持って何か取り組んでいることはありますか?ローランドはやりたいこと、したいことを情熱を持ってなることの大切さを説いています。企業であったり、新しいビジネスだったり。情熱がないものは失敗しかいく道がない。一つ自分が情熱を持ってやれることを見つけ、それに打ち込むことが大切。

 

②人がみていないところでカッコつけれない人がどうして人がみているときにカッコつけれるんですか?

彼のストイックさを一言で表すとこの言葉に尽きると思う。人がみていないところで努力する。人がみているときは誰だって良いところ見せようと頑張るのだから。コツコツ自分の価値を積み立てていく。とても大切なことだと思います。

 

③眺めたって変わらない。成功したければ、やるか、やるかだ。

この言葉に何度心を打たれたか。やるかやらないかの二択ですらないこの言葉。もう彼の美学の象徴のように感じます。成功とは成功を追い求めチャレンジを続けたものにのみ訪れる。

 

まとめ

今回は「俺か俺以外か。ローランドという生き方」について語らしていただきました。彼の生き方、考え方に惚れる方も多いと思います。ぜひ、一度お手に。

こころ あらすじを1分で

本の詳細

f:id:sho_kitidayo:20200806162045j:image

著者 夏目漱石

 

 

少年が鎌くれの海岸である男性と出会う。その男性を少年は先生と呼び、一緒にしばらく行動する。その後父親の見舞いで帰省していた少年は先生から届いた自殺を思わせる手紙を抱えて東京行きの電車に急いで乗り込むのだった。

 

走る列車の中で少年は先生から届いた手紙を読む。その手紙には先生の悲しい過去が告白されていた。自分が信用していた人に裏切られたこと。そして自分も親友を裏切ったこと。先生は学生時代、下宿の主である未亡人のお嬢さん(のちの先生の奥さん)に密かに恋心を抱いていた。

 

しかしある日、先生の親友であり隣部屋のKが先生に対して先にお嬢さんに恋心を抱いていると告白してくる。先生はそんなKに対し「精神的に向上心のないものは馬鹿だ!」という強烈な一言を浴びさせKは相当なショックを受ける。一方先生はお嬢さんに結婚を申し込み受諾される。Kは未亡人の口からその知らせを聞き自殺する。

 

Kを裏切り、失望させ自殺へと導いた自責の年は最終的に先生本人に自殺という選択肢を与えた。カルマに縛られ命を立っていく人間のこころを描いた作品。

 

まとめ

今回は夏目漱石の「こころ」をまとめてみました。今では国語の教科書にも載っている素晴らしい作品です。人間のドス黒さ、みたくない一面がみれたような感覚がします笑。しかしストーリーはとてもしっかりしており没頭して読めること間違いなしです。ぜひ一度お手に。ではまた。